付録A

3章データリンク層のプロトコルとサービス

3. データリンク層のプロトコルとサービス

3.1 一般情旧報

3.1.1 機能性

VHFディジタル・リンク（VDL）のデータリンク層は、次の副層（サブレイヤ）機能を提供するものとする。

a）搬送波感知多重アクセス（CSMA）アルゴリズムの使用が必要な媒体アクセス制御（MAC）サブレイヤ。

b）コネクションレス一斉同報リンクとデータリンク・エンティティ（DLE）を使用するコネクション型ポイント・ツウ・ポイント・リンクをMACサブレイヤを介して提供するデータリンク・サービス（DLS）サブレイヤ。

c）リンク管理エンティティ（LME）を使用して航空機と地上システムとの間のDLEを確立及び維持するVDL管理エンティティ（VME）。

3.1.2 サービス

3.1.2.1 コネクション指向

VDLデータリンク層は、コネクション指向のDLSサブレイヤを使用して信頼性のあるポイント・ツウ・ポイント・サービスを提供するものとする。

3.1.2.2 コネクションレス

VDLデータリンク層は、コネクションレスのDLSサブレイヤを使用して送達確認のない一斉同報サービスを提供するものとする。

3.2 MACサブレイヤ

MACサブレイヤは、共有された通信経路を透過的に獲得するものとする。これを達成するために利用される通信資源をサポートする方法は、DLSサブレイヤにとっては見えないものとなっている.

注：MACサブレイヤに関するサービス仕様は、MACサービス定義（ISO DP 1039）でモデル化されている。

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